ソニー DCR-TRV30 + ペンタックス 105SDHF
野田司さんからの投稿画像です。
ソニーのデジタルビデオカメラDCR-TRV30でとらえた火星です。
■撮像データ
共通データ
- ソニー DCR-TRV30 デジタルビデオカメラ
- ペンタックス 105SDHF
- ビクセン スーパーポラリス赤道儀にて追尾
7月13日の火星 (写真)
- 撮影日時:2003年7月13日 3時3分
- 480mm相当F1.8、WBオート、手ぶれ補正ON、1/30秒露出
- タカハシHiOr4mm接眼鏡にてコリメート撮影(合成f.l=80400mm相当)
- Registaxにて約600フレームコンポジット・ウェーブレット変換処理後、ステライメージ3にて画像処理(2×2ソフトビニング)
■撮影者コメント
つかの間の梅雨の晴れ間にようやく撮影できました。7月初めに黄雲が発生したとのことで、前回2001年接近のように模様が見えなくなっているのではと心配していましたが、あまり影響は無かったようです。Registaxを初めて使ってみましたが、眼視で見えていた模様はすべて表現できるようで、効果絶大です。
7月15日の火星 (写真)
- 撮影日時:2003年7月15日 2時5分
- 撮影地:岩手県大野村
- 960mm相当F1.8、2倍デジタルズーム併用、WB屋外、手ぶれ補正ON、1/15〜1/30秒露出
- 笠井トレーディングPL12.5mmにてコリメート撮影(合成f.l.=2352mm F22.4)
- Registaxにて679フレームコンポジット、ウェーブレット変換処理ステライメージ3にてトーンカーブ調整、色ずれ補正、リサイズなどの画像処理
■撮影者コメント
撮影準備が完了して間もなく曇ってきてしまい、雲の隙間や薄雲を通して撮影しました。火星の右側の縁が明るいのは、実際の模様ではなく、露出不足の画像をRegistaxで処理したときに起きる現象だそうです。