猿の惑星(1968) |
猿の惑星(1968) 監督 フランクリン・J・シャフナー 出演 チャールトン・ヘストン/キム・ハンター /ロディー・マクドウォール ストーリー 外宇宙を探検するために飛び立った宇宙船が、1年数ヶ月(地球時間で約2千年)後、ある惑星に不時着する。そこはオリオン座星系にある惑星の1つで、地球によく似た環境を持つ星だった。だが、ここでは知能を持った猿が支配し、人間は言葉を持たない害獣に過ぎなかった。そんな猿に捕まってしまった宇宙飛行士達。その運命は・・・? てつべぇコメント アインシュタインの相対性理論・双子のパラドクスが複線になっています。子供心に猿と人間との逆転劇は、かなりショックな怖い設定でした。当時としては、他に類を見ないほど素晴らしかった特殊メイク。主演のチャールトン・ヘストンの受ける理不尽なあつかい。ラストの衝撃的な結末。それらはかなり信憑性のある未来の姿に思えたものです。ぜひバートン版と見比べてください。一味違った「猿の惑星」を楽しめます
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猿の惑星(2001) |
猿の惑星(2001) 監督 ティム・バートン 出演 マーク・ウォルバーグ/ティム・ロス /ヘレナ・ボナム=カーター ストーリー 時は2029年。宇宙空間で磁気嵐のため消息を絶ったチンパンジーを乗せた実験船を追い、宇宙に飛び出したレオは、自分自身も磁気嵐に巻き込まれ、ゆがんだ時空の流れにはじき飛ばされ、ある惑星にたどり着く。そこは、猿が地上を支配し、人間を奴隷のように扱っている惑星だった。 てつべぇコメント 登場人物のほとんどが、超リアル(それはそれは見事)な猿の特殊メイクをしている、とんでもない映画であります。ハイスピードで進んでいくストーリー展開、ワイヤーアクションやCGを使ったアクションシーン、史劇スペクタクルを思わせる戦闘シーンなど、画面の隅々にまで、バートン監督ならではのこだわりを感じさせます。2001年を代表するSF映画と言って良いでしょう。
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