エイリアン(1979) |
エイリアン(1979) 監督 リドリー・スコット 出演 シガニー・ウィーバー ストーリー 宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の電波を受信し、その正体を突き止めるため辺境の惑星へと降り立つ。 そこには怪異な形をした宇宙船と、化石化した宇宙人の死体、そして無数の卵のようなモノが・・・ 人類が初めて遭遇した地球外生命、それは想像を絶する恐怖の始まりだった! てつべぇコメント この映画がホラー映画と知らずに観たわたくしは、ロードショーの映画館の椅子の上で「ひぃえぇーっ」と、何度も飛び上がったのでありました。 エイリアンのデザインは、H・R・ギーガー。 見る者に本能的な嫌悪感を感じさせる異色の才能は、それまでの宇宙人のイメージを払拭してしまった程。彼のデザインした異星人の宇宙船、卵、化石化した異星人、エイリアン、どれを取ってもアートとして完成された素晴らしい物です。 また、リドリー・スコットの映像演出も絶品です。とことん、リアリティーにこだわって作っております。寄生し、脱皮し、変態するエイリアン。 その生命感や存在感。表皮や、体液などをこれでもかと言うほど生臭く描き、エイリアンが口を開けるシーンなどは、頭にこびり着いて離れません。今のようなCGがまだ無い時代、マペットやギミック、スーツを使い、それは見事な特殊効果を見せてくれます。その存在感は、CG合成が当たり前の今よりも、この時代の映画の方があった様に思うのでございます。 ホラーがダメと言う方も、ぜひお試しを。
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