9月掲載作品


採点基準イメージ




遊星からの物体X

カートラッセル

遊星からの物体X(1982)

 監督 ジョン・カーペンター

 出演 カート・ラッセル/T・K・カーター 

ストーリー
1982年、アメリカ南極観測隊第4基地。ある日、1匹のシベリアンハスキーが、ノルウェー基地の隊員に銃撃されながら、逃げ込んでくる。 ノルウェー人は、何事かと集まった人間にも構わず銃を乱射する。アメリカ人は、気が狂っていると思い込み、射殺してしまう。
が、しかし、助けた犬は普通の犬ではなかったのだ。 通信の途絶えた逃げ場のない極寒の世界で、12人の隊員達は、次々と想像を絶する地球外生命体に寄生されていく。果たして、誰が生き残る事が出来るのか・・・?

てつべぇコメント
ストーリーが、大変良く出来ております。
どうなるのか?どうなるのか?と、グイグイ引き込まれます。
南極基地という閉ざされた設定、地球外生命体の正体の意外性、誰が生き残れるかというサバイバル的要素、誰が寄生されているのかがわからないという疑心暗鬼のサスペンス、そのストーリーや設定は、SF映画の傑作と言っていいでしょう。
BGMも、耳について離れません。古さやみすぼらしさを感じない特撮は、CGが、まだまだだったこの時代に、よくこれだけのリアルな表現を出来たものだと、当時のSFXマンのアイデアやテクニックに感心してしまいます。
スプラッター系がダメという方にも、この作品だけは観ていただきたい!

わたくし、お気に入りの1本でございます。

総合評価 ☆☆☆☆☆
企画構成 ☆☆☆☆☆
ストーリー ☆☆☆☆☆
特撮
☆☆☆☆☆

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