スペース カウボーイ(2000)
制作・監督・主演 クリント・イーストウッド
出演 トミー・リー・ジョーンズ/ドナルド・サザーランド/ジェームズ・ガーナ
ストーリー
かつてアメリカ空軍に、宇宙飛行の為に厳しいテストに命を駆けるテストパイロットチーム・ダイダロスがあった。しかし、土壇場でプロジェクトは空軍からNASAに移行し、記念すべき宇宙1番乗りの名誉はチンパンジーに奪われ、宇宙へ行くという夢も断たれてしまう。それから40年。旧ソ連の人工衛星「アイコン」が軌道を外れ、放っておけば地球に落下し、大惨事を招く危機が訪れる。「アイコン」を修理出来るのは、同じシステムを持つ「スカイラブ」を設計したチーム・ダイダロスの1員コービンだけ。コービンは「チーム・ダイダロスの復活、同メンバーで宇宙へ行く事」を条件に修理を請け負うが、メンバーは高齢者ばかり。果たして彼等は任務を遂行する事が出来るのか・・・?
てつべぇコメント
この物語は、優れた能力と情熱を持ちながら宇宙に行けずに高齢になり現役をリタイアした男達が、かつて断ち切られた夢に命がけで挑むドラマです。
訓練シーンでは、NASAの様々な施設と装置を見る事が出来ます。シャトルですが、映画などに登場するのはアトランティスが多いのですが、この作品では「ダイダロス」と名前の入ったオリジナルのシャトルを用意しています。
ロゴマークの位置や種類からすると、ベースになっているのはディスカバリーでしょう。宇宙空間に出てからは、船内シーン以外全て実写とCGの合成。これらのSFXをILMが制作。
シャトルの宇宙空間での姿勢制御、衛星捕獲、大気圏突入のプロセス、EVAでのアイコンの修理の模様など、実に良く造り込んであります。
この映画を通して、シャトルがどの様に宇宙へ行き、活動し、帰還するのか、その片鱗を見ていただきたいと思います。
企画構成 |
☆☆☆★ |
ストーリー |
☆☆☆★ |
SFX |
☆☆☆☆☆ |
総合評価 |
☆☆☆★ |
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