ストランデット |
ストランデット(2002)
ストーリー火星を目指していた探査艇が、事故により火星に不時着。 5名の乗組員が生き残ったが、このままでは救援が来るまで 酸素がもたない。計算上2名ならば生き残れ可能性がある。 そこで、3名の乗組員は艇を離れ火星の大地へと旅立った。 果たして誰が生き残れるのか・・・ てつべぇコメントアメリカのハリウッド映画を見慣れているわたくしには、展開がトロく、派手なアクションやスペクタクルも皆無なので退屈な作品でありました。 しかし、天文ファン的には見どころはいろいろあると思います。 軌道上のクルー(ローウェル)が示唆した地形は、マーズ・グローバル・サーベイヤーが南極で実際に撮影したもので、NASAのサイト(http://www.msss.com/mars_images/moc/science_paper/f5/)で紹介されております。また、マリネリス渓谷から見上げた火星の2つの月、フォボスとダイモスの映像がなかなか良い味を出してます。 大接近なのに、空が曇って火星を観測出来ない日など、暇つぶしに御覧になってはいかが?
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クロニクル倒錯研究所
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クロニクル倒錯研究所 〜火星人来襲(2002)
ストーリーあるハロウインの夜、パーティーを開いた家のラジオから突然臨時ニュースが流れる。それは火星人が地球に襲来し、圧倒的な力で街を攻撃している、というものだった。それを聞いたジョンとボブの2人は、パーティーに集まっていた友人達を皆殺しにしてしまう。 実はこの2人は地球侵略のために、密かに潜入していた火星人だったのだ。 ついに地球侵略の時が来たと狂喜する2人。だが、彼等を待ち受けていた運命とは… てつべぇコメントこの作品はアメリカのTV番組「クロニクル・倒錯科学研究所」CASE1・第2話『火星人来襲』のストーリーです。 H・Gウェルズ原作のラジオドラマ「火星人襲来」が放送された当時を描いたSFコメディー作品。 現在のような視覚による情報がなかった時代、ラジオの音声のみで放送された臨時ニュースは、さぞかしリアルだったのでしょう。その辺の状況がよくわかります。この事件をモトに、ひねりを加え、1話完結のドラマになっております。 映像過多の現代より、ラジオしかなかった時代の人々の方が想像力も豊かだった・・・ それは、光にあふれ夜が無くなってしまった私達より、古代の人々の方が鋭い感性を持っていた事に共通しているのかもしれません。そんな事を考えてしまった、わたくしでありました…
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