このイラストは劇場公開の時に見たポスターの中で、一番気に入った将軍セードである。この精悍な眼差しがお気に入りなのであった。
時は2029年。宇宙空間で磁気嵐のため消息を絶ったチンパンジーを乗せた実験船を追い、宇宙に飛び出したレオは、自分自身も磁気嵐に巻き込まれしまう。ゆがんだ時空の流れにはじき飛ばされたレオのポッドは、とある惑星に不時着。そこは猿が地上を支配し、人間を奴隷のように扱っている猿の惑星だった。果たしてレオの運命は・・・?
この作品の最大の魅力は、何と言っても特殊メイクの素晴らしさでしょう。また鎧や甲冑、武器など、東洋と、中世の西洋の良い所を取り入れたデザインも、素晴らしいものがあります。
テンポ良く進んでいくストーリー展開、ワイヤーアクションやCGを使ったアクションシーン、史劇スペクタクルを思わせる戦闘シーンなど、画面の隅々にまでバートン監督ならではのこだわりを感じさせます。
ただ、全体のストーリーや設定など、わたくしとしてはオリジナル「猿の惑星」の方が、好きなのでありました。
企画構成/☆☆☆ | ストーリー/☆☆☆ | SFX/☆☆☆☆ | 総合評価/☆☆☆ |