ジョージ・クルーニーの良い資料写真が無くて顔を描くのに苦労した1枚。モノクロより良い感じに仕上がった。
製作 ジェームズ・キャメロン
監督 スティーブン・ソダ−バーグ
出演 ジョージ・クルーニー / ナターシャ・マクエホーン
不思議な光り輝く何層もの放電アークが、大気を形成する惑星ソラリス。そのソラリスを探査中の、宇宙ステーション・プロメテウスで、不可思議な事件が続発し地球との交信が途絶えてしまう。この事件の謎を解明するため、心理学者ケルヴィンが派遣されるが、ステーション到着後まもなく、彼の身にも不可解な現象が起ってしまう。謎に包まれた惑星ソラリスが引き起こす、その怪現象とは・・・?
原作は、ポーランドのSF作家スタニフラフ・レムのベストセラー長編小説「ソラリスの陽のもとに」。この作品は1972年にアンドレイ・タルコフスキー監督によって、ソ連映画として映画化されている。今から20数年前、我が友・沼沢茂美氏が「凄い作品だから」と言って見せてくれたのだが、当時のわたくしにはえらく重い難解な作品で、前後して見せられた「うるせいやつら2」の方が遥かに衝撃的で、面白かったのでありました。 ソダバーグ版は、宇宙ステーション・プロメテウスの外観や、船内のデザインを始め、その見せ方、奥行きを感じさせるアングルや構図が素晴らしい。また、地球上でのシーンはブラウン系、宇宙空間ではブルーグレー系を基調色として見せる演出も、非常にセンスが良く、わたくし好みなのでありました。
企画構成/☆☆☆ | ストーリー/☆☆☆ | SFX/☆☆☆☆ | 総合評価/☆☆☆ |