締切の関係で本誌では提供できなかった最新情報を掲載します。
|
|
2001年 2月24日にチリのLillerが焦点距離85mmレンズで撮影したフィルム上から「いて座新星2001」を発見しました。発見時の光度は7.7等(IAUC 7589)。 いて座新星2001の位置 赤経 17h54m40s.46 (J2000.0) 7等級台といえば、小口径の望遠鏡でも十分に確認できる明るさです。光度変化にもよりますが、位置をしっかりと確認して望遠鏡を向ければ、赤みがかった色をした新星を確認できることでしょう。 以下に新星確認前に報じられたVSOLJニュース (049)を転載します。
位置は下図のとおり。 いて座は明け方の南東の空に昇ってきます。新星は干潟星雲(M8)のから約3°南西のところです。 26日未明現在、明るさは眼視で9等と報告されています。今後の光度の追跡は貴重な観測となります。明るさの変化に注目しましょう。 撮影・撮像に成功された方は、ぜひ星ナビギャラリーへお送りください。観測報告もお待ちしております。 (2001年2月26日更新) |