森 栄二EOSによるばら星雲

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キャノンのEOSは高感度です。冷却CCDやCMOSに比べるとゲインが高く、短い時間でもかなり深いところまで写せます。一方、センサー温度が安定しないので、ダークがなかなかあいません。撮影中も一定時間毎にダークデータを撮影するといい結果が得られます。またフラットデータも多数撮って平均化するほうがよい結果になるようです。センサー温度が安定化するような、たとえばセンサー裏面に熱容量の大きなものを取り付けるなどして、安定化させてほしいものです。

#100028
2021年10月10日 2時20分0秒 露出 900秒
900秒X8枚 ISO6400にて撮影
カリフォルニア州レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:タカハシ TOA130
カメラ:キヤノン EOS6D
ロスマンディタイタン赤道儀、スターライトエクスプレスAO、スターライトエクスプレスLoadstar(ガイドカム)、MaxImDLにてAOガイド、ロボフォーカスコントローラー、ASI-AIR PRO (極軸調整とアライメントに使用)、フェザータッチフォーカサーにフォーカス部分を丸ごと交換、67フラットナー使用
1000mm
ステライメージ8とPhotoShopにて画像処理