北野宏治Hα-HαOⅢHβ合成によるIC1805とIC1848

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秋の撮影対象で有名なIC1805 ハート星雲(右)とIC1848 胎児星雲(左)です。 輝度をHα、色成分はHαを赤、OⅢを緑、Hβを青で合成しています。(A-AOB合成?) 隣り合うハート星雲と胎児星雲ですが、若干色調が異なることがわかります。 胎児星雲はオレンジの部分、HαとOⅢがともに発光している部分が、ハート星雲ではHα(赤)が単独で発光している部分が多いようです。 また、場所によっては赤紫色の部分も見られることから、わずかですがHβの成分も関与していることがうかがえます。

#101601
2023年11月14日 19時58分0秒 露出 100分
望遠鏡:タカハシ FS-60CB + レデューサー
カメラ:ZWO ASI2600MM Pro
255mm
ステライメージ Ver 9.0
Hα:5分x10 OⅢ,Hβ:各5分x5 Hα-HαOⅢHβ合成