北野宏治Hα-HαOⅢHβ合成によるIC1805とIC1848
秋の撮影対象で有名なIC1805 ハート星雲(右)とIC1848 胎児星雲(左)です。 輝度をHα、色成分はHαを赤、OⅢを緑、Hβを青で合成しています。(A-AOB合成?) 隣り合うハート星雲と胎児星雲ですが、若干色調が異なることがわかります。 胎児星雲はオレンジの部分、HαとOⅢがともに発光している部分が、ハート星雲ではHα(赤)が単独で発光している部分が多いようです。 また、場所によっては赤紫色の部分も見られることから、わずかですがHβの成分も関与していることがうかがえます。