ikeken2024/04/08UT 皆既日食 コロナ
ようやくコロナの画像処理に進みました。 雲が次々にやってきていて明るさが変わる中での撮影のため、無理かと思いましたが、各露出8ショット程度づつ合成すると雲が目立たなくなり、10段階の露光をHDRで重ねるとコロナの様子が浮かび上がってきました。 回転アンシャープマスク処理などはまだやっていません。少しづついろいろ試していきます。
#107030
2024年4月9日 3時35分6秒
露出 8秒
RAW16設定, 5ms, GAIN20 ~ 40ms, GAIN 200 10段階
Camp Creek park, Burnet County, TEXAS, U.S.A
望遠鏡:その他 Askar FMA-135・ZWO製 IR cut filter
カメラ:ZWO ASI662MC
スカイメモS, SharpCap Pro 4.1 + 自作python script
135mm
各露出8枚程度撮影。AutoStakkert4でコンポジット。生成した10枚をLuminance HDR(mantiuk06, Debevec, Triangular, Linear)で出力し、結果を重ね合わせた。
GIMPで画像調整。
コロナの輝度が段々になっているのは雲のせいで露光ごとに輝度が異なっていることが原因と思います。今後は母数を増やしてごまかす方法を考えます。月の部分、地球照を写そうと張り切っていましたが、雲ばかり..プロミネンスの赤もにじんでいる。
撮影にはSharpCap Proを使用し、pythonのスクリプトを書いて自動撮影(露出とゲインを変えながら短時間の動画撮影)しています。