かあ七日月(月齢6.3)・再画像処理

*

シーイング:2~2.5/5 透明度:3~3.5/5 以前から、白昼の月を撮影するときに使っているHFフィルター+R2フィルターを使うとR光だけでなく暗いですがB光も存在することがヒストグラムを見てわかっていました。 これはBチャンネルに近赤外の感度があるか、B光がフィルターを透過しているかのどちらかだと思われました。 前者の場合、カメラにはIRカットフィルターが付いているため650nmまでくらいしか透過しませんが一応近赤外撮影になると考えBチャンネルのみ取り出して処理してみました。

#109038
2024年5月14日 19時10分51秒 露出 1秒
合成F13 露出各60分の1秒 ISO640 画像ファイル記録形式RAW
北海道石狩市花川南
望遠鏡:ケンコー・トキナー NEW SE-150N
カメラ:リコー PENTAX K-70
タカハシ製EM-1型赤道儀 使用(自動追尾)。O56フィルター 使用(分光、大気揺動減少とコントラストアップ)。 ペンタックス製リアコンバーターA 2X-S+ペンタックス製接写リングK No.3 使用(引伸ばし法)。 ペンタックス製クリップオンGPSユニットO-GPS1 使用(正確な時刻を取得)。
1950mm
SILKYPIX Developer Studio Pro11で、月の南北各50画像をB光チャンネルのみ取り出しRAW現像およびモザイク合成後の調整処理。 AutoStakkert!3で、上位各30画像をStack処理およびDrizzle1.5×。 Microsoft ICE ver.2で、2画像をモザイク合成。
結果を見ても結局どうなのか判断できませんでした。つまり画像がほとんど変わらないようなのです(若干良くなった気もしますが)。 もう少し感度を低くしてノイズを減らさないと微細な部分はわかりませんでした。 私には今の所、近赤外撮影なのかB光のみの撮影なのかちょっとわかりませんでした。