かあ一日月(新月、月齢29.5~0.0)・再画像処理

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シーイング:不明 透明度:3~3.5/5 このフィルターでB光のみ取れば近赤外線撮影ではないか、ということで新月の細い月の画像をもう一度処理してみました。 月齢29.455では、いわゆる only a few arcseconds thick の the extremely thin lunar crescent を思わせます。月の線もプツプツと区切れたようになってもいます。 ただこの時の撮影では、新月きっかりの時刻近くに薄雲が通り、2枚目と3枚目の画像を見てもその影響でちょっとふやけた感じの像になっています。

#109625
2021年9月7日 9時44分53秒 露出 1/500秒
F11 露出500分の1秒、3枚目は400分の1秒 ISO100 画像ファイル記録形式RAW
北海道石狩市花川南
望遠鏡:ペンタックス SMC PENTAX-DA55‐300㎜ ED F4-5.8
カメラ:リコー PENTAX K-70
ベルボン製カメラ三脚 使用(固定撮影)。ケンコー製HFフィルター+R2フィルター 使用(分光、減光とコントラストアップ)。 ペンタックス製クリップオンGPSユニットO-GPS1 使用(正確な時刻を取得)。
300mm
SILKYPIX Developer Studio Pro11で、B光チャンネルのみ取り出しRAW現像。 RegiStax Ver.6.1で、Wavelet処理。 ペイントで、編集。
リサイズで画像が結構明るくなってしましました。 一応今まで細い月を写してきた経験をもとに処理してみました。真偽のほどはわかりません、というかわかる時が来るのかもわかりません。信じない人もいるのでしょう。