森 栄二NGC1555 ハインドの変光星雲 付近
つい一ヶ月前は最高気温45度だった場所ですが、この日の最低気温はー5度。あまりにも寒くて外に出ての撮影は無理でした。撮影は全て車内から行っています。NGC1555を中心にすると、下のほうに続いているSh2-239が写りませんでした。撮影中も、プレビューでもまったく全体の形状がわからないほど淡い星雲なので、構図を決めるのが大変です。
#114581
2024年11月4日 22時0分0秒
露出 600秒
600秒×18枚 (フィルタ無し)
カリフォルニア州レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:その他 Askar 65PHQ
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO
オリオンアトラス赤道儀(スカイウォッチャーEQ6。オリオンは現在営業中断中のようです)。ZWO EAF、65PHQを二台同架。ASI AIR PRO。(電源コネクタが接触不良を起こすので取り替えて使用)。65PHQ専用レデューサー、2600DUOに内蔵のガイドチップを使用。
312mm
ステライメージ8、PhotoShop、PixInsight にて画像処理。設定可能な最大のゲイン=300、冷却温度 -10度にて撮影。ダーク補正、フラット補正等の画像処理
刻々と冷えていく状況の中、氷点下以下になるあたりから急に透明度があがりました。冬の空は気温が氷点下以下になると急に透明度があがります。ASIのソフトウェアにあるオートフォーカス機能を利用しました。温度が下がると勝手にVカーブを取得して合焦作業を行ってくれます。便利なのですが、合焦作業に時間がかかりすぎるのが難点です。INDIドライバーと、外観がZWOのEAFそっくりに作られていて値段が1/3程度のGEMINIモーターのほうが分解能が高くてモーター速度も選べるようなので、そちらを試してみる予定です。