森 栄二オリオン大星雲 付近
トライバンドフィルタを通して撮影した画像を合成処理しました。トライバンドでもフィルタを通すとオリオン座にある星雲の微妙な色合いが損なわれてしまいます。その一方で星雲が強調されて立体感を出しやすくなるので、いくつかのフィルタを通して撮影した画像を組み合わせるなどの工夫が必要そうです。
#115213
2024年11月5日 3時35分0秒
露出 300秒
300秒×20枚 (TRIバンドフィルタ)
カリフォルニア州レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:シグマ 135mm F1.8 DG HSM
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO
オリオンシリウス赤道儀(スカイウォッチャーEQ5。オリオンは現在営業中断中のようです)。ZWO EAF。 ASI AIR PRO(電源コネクタが接触不良を起こすので取り替えて使用)。ASI 120MM mini (ガイドカム)、SVBONY 30mmF4 (ガイド鏡)、F2.0にて撮影
135mm
ステライメージ8、PhotoShop、PixInsight にて画像処理。設定可能な最大のゲイン=300、冷却温度 0度にて撮影。ダーク補正、フラット補正等の画像処理。
カメラには2600DUOを取り付けて撮影に臨みましたが、35mmレンズでは、主チップを合焦させてもガイドチップ星像のピントが合いません。メタルバックの短いカメラレンズこそ、ガイドチップ内蔵のカメラが真価を発揮するはずなのですが、まったく役に立ちません。残念ですが、2600DUOはカメラレンズでは使い物になりません。新しいWIFIのカメラも同じだと思われます。不便なのはDUOと120MMをASIAIRに接続すると同じ名前で見えます。名前から区別できません。WIFIモデルではガイドカムが使えるかどうかも不明です。