かあ月面「ポシドニウス~ビュルク」附近

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シーイング:3~3.5/5 透明度:3~3.5/5 昨日に引き続きもう一枚。見頃はポシドニウスやビュルクでビュルク谷や晴れの海のリンクルリッジも見えています。アリストテレスやエウドクソスと噴出物を見るには太陽高度が少し高いですかね。 動画で拡大撮影するのなら、惑星も月も150㎜反射の方が良い結果が出ていますが、スチール画像で月の全景画像だとここ3年間観てきましたが100㎜反射にかないません(まあまあなのが一枚あったくらい)。150㎜反射で全景画像なら動画でモザイク合成がいいのかもしれませんが、周辺画像が良いかも確認していないし、それもやはりシーイングが良くないとダメでしょうね。

#118375
2020年8月9日 0時27分55秒 露出 4.375秒
合成F20 露出各8分の1秒 ISO100 画像ファイル記録形式RAW
北海道石狩市花川南
望遠鏡:タカハシ TS式100㎜反射I型
カメラ:リコー PENTAX K-70
タカハシ製EM-1型赤道儀 使用(自動追尾)。 ペンタックス製リアコンバーターA 2X-S 使用(引伸ばし法)。 ペンタックス製クリップオンGPSユニットO-GPS1 使用(正確な時刻を取得)。
2000mm
SILKYPIX Developer Studio Pro10で、全35画像をRAW現像。 RegiStax Ver.6.1で、全画像をStack&Wavelet処理。 SILKYPIX Developer Studio Pro11で、調整処理および拡大トリミング。
ピントは惑星なら、木星の衛星がピントが合ってギリギリ見えるくらいに感度を調整して合わせています。月は像が僅かに明るくなるところか、合っているように見える範囲の中間くらいに合わせています。シーイングが良ければ苦も無く像を見るだけでピッタリ合わせられますが。土星は難問でタイタンがモニターでは見えないので、撮影状態で動画を回しながら像を見てカッシニの隙間とか細かいところが見える所で合わせています。参考になるかわかりませんが?ところで最近なかなか晴れませんね。