宮坂 雅博銀河昇龍図
妙義神社本殿唐門(重文:宝暦六年(1756))の天井に描かれた龍が、天の川銀河に昇るごとく見事に描かれていました。 小布施で北斎が山車の天井に描いた鳳凰や怒涛のごとく、当時の製作者はその地域における星空(宇宙観:コスモ)を意識して建立したのではないかと思いました。 写真展などを行う際には、その地域固有の自然や風物と撮り合わせる事が大切なのだと自身に言い聞かせています。 ご縁があって招待いただいたのだから地域の皆様への感謝の気持ちが重要だと思うからです。 天井画というと西洋では神々の神話が多い様ですが(ミケランジェロとか)東洋では星座を踏まえた、麒麟、朱雀、白虎など 霊獣が多いみたいですね!『十二国記』みたいな(^^/