青島 靖2014年やぎ座流星群
7/29-30夜に、やぎ座流星群のかなり活発な活動を捉えることができました。これが定常状態のバラツキの範囲(22:00台にタマタマ2個の火球が出現)なのか、何らかの突発出現が起こったのかは不明ですが、HR3程度とされるやぎ群で、まさか輻射点位置のわかる様な画像が得られるとは思いませんでした(しかも一晩で)。
#20982
2014年7月29日 23時31分54秒
露出 150秒
キヤノンEOS 6D(ISO12800)、EF8-15mmF4(at8mmF4)、TOAST Proによるガイド撮影と固定撮影
石川県白山市、能登町
8mm
RAP2+PhotoshopCC(同夜23:31:54~35:05にガイド撮影した10枚の画像(各15s露光)をダーク減算、RAW現像、コンポジットし、トーンカーブ調整してベース画像を作成。その上に、22:30~3:30に撮影できた9個の群流星と、7/28に能登町で撮影した1個の群流星の画像(処理は同様)を比較明合成し、最後、投稿用リサイズ(3400x3400→1999x1999))
合成した流星はステラナビゲータの心射図法星図上にプロットして群判定しましたが、すべてやぎ群と思われ、1個の火球を除きほとんど写らなかったみずがめ座δ群とは対照的でした。この火球を含む他群、散在流星の画像(計5個)は合成せず。