宮坂 雅博銀河ノ菜の花高原

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   菜の花から旅立った花の精が天の川銀河を構成するといった構図。  今回、新たに照明方法を考案しました。 今まで、絞り開放、ピント無限時には、レンズ手前のマクロ域の花への 照明照射を避けてきましたが、F22,マクロ域へ再調整後に照射しても、 無限遠時のボケが影になり醜かったです。  そこで開放無限遠時にLED出力を落として、手前花に瞬間照射する事により、綺麗な黄色ボケを得る事が出来る様になりました。

#2247
2010年5月9日 1時34分23秒 露出 84秒
三脚による固定撮影 F2.8→F22途中変更 ISO3200
長野県大町市中山高原(旧大町スキー場)
カメラ:キヤノン EOS 5D Mark II
ニコン→キヤノン変換アダプタ LEEソフト No3
15mm
フォトショップCS4にてRAW現像、レベル補正
   絞りf2.8ピント無限遠で星空露出後(暖色系LED照射1回目)、絞りf22にて手前の花畑にピント(マクロ域)再調整し暖色系LED照射2回目(予めピントリングに蓄光テープで目印)、"露光中ピント絞り可変法"。  開放無限遠で、暖色LEDをカメラから10m離れ一面の菜の花へ斜光照射し、(天の川の流れを再現)、レンズ直前の菜の花には、照明出力を落とし瞬間照射(黄色ボケを得る)その後、絞りf22,ピントはマクロ域に再調整後、手前菜の花を低アングルLED照射 "照射エリア&出力可変法"