PbO永続流星痕12/23

*

永続流星痕の割に流星はショボイですが、これは露出終了のタイミングで流れた為に経路の最初しか写っていない為の様で、本来は火球だったのでしょう…従って出現時刻は00h50m49sと推定されます…流星痕が2つに分かれて拡がっていく様子がわかります。流星は「こぐま群」に属している様ですが、この時ラブジョイ彗星の撮影で南を向いていたので気づきませんでした。(片山 徹)

#23671
2014年12月23日 0時50分34秒 露出 15秒
28コマ組写真
静岡県 南伊豆町
望遠鏡:キヤノン EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
カメラ:キヤノン EOS Kiss X7
ISO12800、絞りF3.5開放、WB太陽光、長時間NRオフ/高感度NR標準、静止撮影
18mm
カメラが生成したJPEGファイルをPhotoshop5で処理、流星痕周辺 18 X 18°をトリミングしていて上が天頂です。各画像の右下隅の輝星は北斗七星の一つβUMaです。
12/22朔旦冬至の日に南伊豆町で片山(PbO)撮影からの5thリリースです。雑誌に「こぐま群」突発出現の可能性が記されていたので、22日18:30から23日05:30位までカメラのバッテリーを外部電源にして北天をキット標準ズーム ISO12800 15秒露出連写モードで2000枚超撮り続けました。撮影した画像をチェックしていると写野の端にゴーストの様なモノが写りこんでいるので詳しく見てみると永続流星痕でした。流星出現から8分間を組写真にしてみました。