宮坂 雅博三つの世界

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 エッシャーの有名な ”三つの世界”の実物を佐倉市美術館で見て、 影響を受けました、異なる世界(次元)をひとつの作品にまとめる事は面白い取組みです。  銀河の中に岩や水芭蕉があり、林のシルエットも映っています。 無論、それぞれの被写体はスケールやピント位置が、まったく異なります。  この様な特殊な環境に恵まれた池で星景撮影に挑もうとした際に、どこまで想像力を働かせる事が出来るかが、大切な事なのかもしれません。 フレネル方程式より、地平に近くて入射角が大きく且つ明るい天の川中心部の光は、水面で数十%程度反射しますが、天頂付近の銀河の光は垂直に入射するのでほとんど反射せず暗いままです、逆を言えば”水中に透過”している訳で。。。(何か新しいアイデアが。。)

#2393
2010年5月15日 1時42分45秒 露出 63秒
三脚による固定撮影 F1.8→F22途中変更 ISO6400
長野県乗鞍高原一之瀬園地まいめ池
カメラ:キヤノン EOS 5D MARK II
ニコン→キヤノン変換アダプタ プロソフトンA(W)
24mm
フォトショップCS4にてRAW現像、レベル補正
絞りf1.8ピント無限遠で星空露出後、絞りf22にて手前の花にピント(マクロ域)再調整し(予めピントリングに蓄光テープで目印)、暖色LED数秒照(露光中ピント絞り可変法)