宮坂 雅博緑響く銀河霧
霧がたち込めた湖面に映る新緑のカラマツ林、その上で天の川銀河が輝いていました。 東山魁夷画伯の「緑響く」(白馬の池)で有名となり、吉永小百合さんのCMで話題となった”新緑の御射鹿池”と星空。 中央に1本佇む白樺が白馬のモチーフ。 車が通過したとかの偶発であれ、自身で積極的に工夫した照明であれ、 遠くの街明かりで浮かび上がる被写体も、結局みんな人工照明です。 ”純粋な自然光のみ”は国内ではほとんど不可能かと。。 (自身は手を下していないと言う様な言い訳的な説明はしません)
#2511
2010年6月5日 23時54分5秒
露出 30秒
三脚による固定撮影 F1.8 ISO3200
長野県奥蓼科御射鹿池
24mm
CS5の新機能を試す(絶大な効果アリ)。
フォトショップCS5にてRAW現像。
SIGMAレンズ補正データベースより当該レンズの補正値を選択
(歪曲収差,色収差,周辺減光)
”境界線を調整”機能より、星空とカラマツ林の境界マスクを生成。
レベル補正、トーンカーブ。
ちなみに当方はシャープネス処理(アンシャープマスク含め)はほとんどしません(ゼロ:極たまに花の輪郭程度)。
シャープネス処理するとレンズやカメラの性能もよく判らないだろうし。。
インターバルタイマーを30秒にセットし湖面の霧は白色LED正面照明とし、カマツ林は、カメラから15m以上離れた場所から、暖色系LEDを斜光照射。
”インターバルタイマー正面&斜光照明法”&"照明色温度切替法"