大西浩次Fireball of the reentry capsule and spacecraft of HAYABUSA
「はやぶさ」本体とカプセルは、右側より大気圏突入し、上空約100kmで、「はやぶさ」本体の周りが緑色に光り始めた。約70km付近で爆発的な発光(右側の明るいフラッシュ)、そして約60kmで破壊的な発光(中央付近)が起きた。カプセルは、本体よりわずか先を飛び続け、上空約40km、小マゼラン星雲の付近で見えなくなった。私のスペクトル画像では、はやぶさ本体に強い金属ラインが見られており、はやぶさ本体が粉々に成っていくと言うより、一挙に蒸発してプラズマ化していく様子が記録されていた。
#2621
2010年6月13日 21時50分0秒
露出 3分
絞り値2.8(開放)・ISO 感度1600
南オーストラリア州Coober Pedy 西20km
望遠鏡:シグマ EX DG Fisheye
カメラ:キヤノン EOS5D MkII
15mm
Photoshop CS4にてRAW現像