森 栄二NGC6914

*

 かなり光害の多い場所での撮影です。

#3502
2010年9月12日 0時0分0秒 露出 120分
15分×8枚 (ISO400)
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
望遠鏡:タカハシ FSQ106ED
カメラ:キヤノン EOS40D
オリオンアトラス自動導入赤道儀(ベアリング交換済、ウォームギア研磨済)、フィンガーレイク DF2 フォーカサー(イメージシフト対策済、ロボフォーカス対応済)、ロボフォーカスコントローラー
530mm
MaximDLV5にて自動シーケンス撮影。パソコンにFITファイルを保存。ダーク補正、フラット補正、カラー化等の画像処理。 TIFFファイルに変換後、PhotoshopCS4にてノイズ除去、マスク強調、彩度、レベル調整、ソフト化等の画像処理。最後にPhotoshopで光芒を追加。
 EOS40Dはノイズが多いと言われていますが、ノイズレベルの高さとダイナミックレンジの高さは違います。ダイナミックレンジはAPS-Cサイズの中では、他のどのカメラよりも高く、露出時間を延ばすと良い絵を提供してくれます。 残念なことに、新しいカメラになればなるほど、感度のピークが赤から緑に移っていて、赤い星雲の写りが悪くなっています。ダウンロード時間は遅いですが、CMOSセンサー内部のアンプをサスペンドする回路を追加したEOS300Dは、驚くほど赤い星雲が良く写ります。   天体用として、赤外側の感度を温存した7um程度の35mmサイズモノクロCMOSデジタルカメラが欲しいところです。