森 栄二馬頭星雲

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 馬頭星雲の背後に広がる赤い星雲ですが、EOS350Dや初代のキッスデジタルにアンプサスペンド回路を追加した、デジタル一眼レフで撮影したほうが明らかに高いコントラストが得られます。 新しい高画素のデジタルカメラは、感度のピークが赤外から緑方向に移っているらしく、赤い星雲のコントラストが得られにくくなっています。

#3525
2010年10月10日 3時0分0秒 露出 200分
10分×20枚 (ISO800)
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 レイクサンアントニオ
望遠鏡:タカハシ FSQ106ED
カメラ:キヤノン EOS40D
アトラス自動導入赤道儀、フィンガーレイクDF2フォーカサー(イメージシフト対策済、ロボフォーカスコントローラー対応済)、ロボフォーカスコントローラー(温度補償機能使用)、自作OAG、MeadeDSI (ガイドカム)
530mm
MaxImDLV5にて自動撮影後、自動キャリブレーション(フラット、フラットのダーク処理、ダーク処理、位置合せ、カラー化、シグマクリップ合成) 出来上がったカラー画像をPhotoShopCS4にて処理(彩度調整、コントラスト調整、レイヤーマスク、トーンカーブ調整、ノイズリダクション、ソフト化等の画像処理)
Dust リムーバルフィルタだけを残したEOS40Dによる馬頭星雲です。CMOSセンサーとDustリムーバルフィルタの間の反射で、輝星のまわりにハロが見られます。コントラストを上げるためには、CMOS前からフィルタを全て取り除くほうが良いようです。 下にある薄い青い光芒は、OAGのプリズムによるものです。