駒沢 満晴縦長幻日
幻日(げんじつ)は太陽の左右22°の位置に現れる斑点のようなものです。六角形の平板な氷晶が太陽光を屈折させることで生じ、虹のような色彩を伴っていることが多いです。イスラエルからのフライトで夕刻パリに近づく機窓から太陽の左側に出現しました。色彩が濃くなったり薄くなったりして見ていて飽きません。縦に長くもなりました。まるで太陽柱とみまがうようです。このような縦に長い幻日は冬のアラスカやカナダでよく撮影されます。 なお往路でパリからイスラエルのテルアビブ空港に着陸したとき、機内から一斉に拍手が起こったのが印象的でした。