森 栄二オリオン大星雲

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IRカットフィルタを除去したデジタルカメラでも、そこそこ深いところまで撮影できます。 撮影場所は、天の川がかろうじて見える程度の場所であまり暗くありませんが、それでも、丁寧に処理することでガスを浮かび上がらせることができました。

#5156
2011年2月2日 20時0分0秒 露出 100分
ISO800 15分×6枚+2分×5枚
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
望遠鏡:タカハシ FSQ106ED+X0.73レデューサー
カメラ:キヤノン EOS40D
アトラス自動導入赤道儀(オリオン社)、ロボフォーカスコントローラー(温度補償機能使用)、オリオン社SSDSI-1(モノクロ化、ガイドカムとして使用)、オリオン社ミニガイダー
386mm
MaxImDLV5にて自動撮影。 取り込んだFITファイルをMaxImDL5にて、自動キャリブレーション (シグマクリップ合成、フラット、ダーク補正、カラー化等) ステライメージV5とPhotoshopCS4にてノイズ除去、カラーバランス調整、トーン調整等の画像処理。RGB画像を別々に処理しました。光芒はフォトショップにて追加
EOS40Dは残していたダストリムーバルフィルタを取り除きました。CMOSセンサーの前にはなにもありません。ダストリムーバルフィルターや、クリアフィルタなど、何らかのフィルタをCMOSセンサーの前に置くと、輝星の周りにゴーストが発生します。