エチオピアとの国境にあるアベ湖畔にはチムニーと呼ばれる石灰華の岩塔群が無数にあり、その特異な景観から映画「猿の惑星」のロケ地といわれています。日の出前、まだ金星輝く東天がピンク色に美しく色づきました。万葉の歌人・柿本人麻呂が「ひがしの野にかぎろひ(炎)の立つ見えて…」と詠んだ光景はこのようなものではないかと想像します。