@mosschフォボス・グルントを打ち上げたゼニットロケットのロケットボディー
ロシアの火星探査機フォボス・グルントがロケットの噴射に失敗し、現在、懸命に復旧作業が続けられています。これを応援しようと撮りにいったのですが、予定時刻の10分前くらいに、同じような光跡で明るい人工衛星が飛びました。最初、これがフォボス・グルントではないかと思いましたが、10分後に予定どおりフォボス・グルントが通過していきました。このため、同定を開始したのですが、おそらく、フォボス・グルントを打ち上げたゼニットロケットの上段部ロケットボディーではないかということで、軌道要素を入手し、計算すると一致しました。写真で分かるように20秒程度で、明滅を繰り返しています。おそらく、回転運動がかかっているものと思われます。