日本で月の拡大撮影をする最高の位置条件は「最接近でかつ最北」。 しかしこのところ月が地球に最接近するときはいつも南の低い空に見えて観測条件が良くない。 月の近地点黄経は自分で計算しないと出ないので計算してみたらこの日は225度でした。つまり今年は月が地球に最接近するときは南の低い空ばかりということ。 近地点黄経は1年で約40度ずつ進むので来年は近地点が冬至の太陽の位置付近にくるので最悪で、あと6年くらいすると最良の「最接近でかつ最北」になると考えられる。 6年後には月のきれいな画像が撮れるのかなぁ。