駒沢 満晴薄明のマナスル三山
明け方近い薄明の時間帯になるとそれまで良く見えなかった三つの山のシルエットが遠くにはっきりと浮かび上がりました。一番左の三角形の山はマナスル(8163m・世界第8位)。この山は日本にとって特別な存在です。1956年、日本が世界に先駆けて初登頂を果たしたからです。中央はピーク29(7871m)、その右はヒマルチュリ(7893m)。ヒマルチュリの右上にアークトゥルスがかろうじて見えています。マナスルはカトマンズからポカラへのフライトの機窓からもピラミッド型の迫力ある姿を望めます。