Maki黒点半暗部周辺の現象:3182

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黒点半暗部周辺に水色の線が写っています。『ひので』の研究内容に出ていた『半暗部の前駆体』ではないか?と興味を持っています。元々は黒点が太陽の端っこに行った時に出る白斑を撮っていましたが、最近は中央の黒点も撮っています。減光システムはO3フィルター、UVIRカットフィルター、偏光フィルター、ハーフミラー等を組み合わせたものです。青緑のバックグランド光に対して、水色のHβ(と思われる)線が良い割合で見易い(分離し易い)様で、Hβフィルターでは明るく写りますが構造が白く潰れてしまい写りづらいです。 追記:現在、「水色の線」は「動力パイプ的な何か」ではないかと考えています。(2023.02.03)

#89927
2023年1月8日 10時26分0秒 露出 1/8000秒
自作減光システム、3倍バロー、セレストロン8ー24アイピースによる拡大撮影。ISO800で動画からの切り出し。スタック無し。1枚撮り。
石川県小松市
望遠鏡:ビクセン ボイジャーC80M
カメラ:ソニー α7SⅡ
経緯台(スコープテックZero)
910mm
PCによる明瞭度・コントラスト等調整
経緯台しかないので高速シャッターで数打ちゃ当たるで勝負しています。国立天文台のGバンド画像に類似ですが面白い現象が写ってると思います。まだ他にもあるので、順次出してみようかと思います。望遠鏡は80~120mmのアクロマート屈折3種でテスト中なので画像によって違うかも。この撮影方法で写っているものは一体何なのか?スタック処理可能な方による詳細画像による検証を期待しています。