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しし座流星群 > 流星群をカメラで撮影しよう

■流星群をカメラで撮影しよう

  「しし座流星群」を 写真を撮るにはどうしたらいいのか?
 ここで実例をあげながら紹介していこう。




●流星を写真撮影する簡単な方法

 流星を写真に撮りたいという場合も、難しく考える必要はない。まず、用意するものは、カメラとレンズ、レリーズ、高感度フィルム、それに三脚だ。具体的な撮影方法は、カメラを三脚に固定して、シャッターをB(バルブ)にセットし、長時間を露光するというもの。絞りは、F2からF2.8 あたり。ピントは無限遠(∞)。カメラを向ける方向は、とりあえず、放射点のあるしし座方向(東)、もしくは、しし座よりやや上方がよいだろう。露出時間は、使用するフィルムの感度や、撮影地の光害の程度や天候によっても変わってくるが、ISO1600のフィルムでF2.8の場合、都市部で30秒、郊外で1〜2分、6等星まで見える空で5〜10分あたり。これらは目安なので、とくに、自宅で撮影する場合は、事前に試写して確かめておくと安心だ。電子カメラの場合は、Bでシャッターを開放にするために専用のレリーズが必要になることがあるので、要注意だ。
 より本格的に撮影するには、カメラを赤道儀に搭載して、追尾撮影する方法もあるが、これはマニア向きの撮影法になる。


<下:三脚とカメラだけで撮れる固定撮影での流星写真作例>
固定撮影固定撮影の作例


<下:赤道儀を使った、追尾撮影での流星写真作例 作例写真撮影/川村 晶>
追尾撮影追尾撮影の作例


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