スカイウオッチャー 10月号 |
解説/的川 泰宣(宇宙科学研究所) 三河内 岳(東京大学理学部) 出村 裕英(東京大学理学部)
- 火星の大地と空
- 3種の火星岩石
- 火星洪水地形の謎
- 火星探査本格化
今月の星たち
当初予定の1週間を越えて、火星面探査を続行しているマーズパスファインダー
セーガンメモリアルベースと命名された着陸機本体から見た火星のカラーパノラマで、表紙では上下に2分割している。上段左側にはヨギと名づけられた大きな岩を調査中の自走探査車ソジャーナーが、下段右側の地平線にツインピークスが写っている。画像下辺には、着陸機本体自身が写っていて、太陽電池が配された3枚のペタルと、ペタルの展開によって押しつぶされた着陸時のエアバックが見える。下段画像左下の煙突状のものは着陸機本体と、ソジャーナーとの通信用アンテナだ。