5月5日発売 定価 650円 |
特集1 宇宙論から望遠鏡まで、 |
今月の表紙 「早春の詩」 冬の終わりは春の始まりというわけで、寒い冬の中にもたまに暖かい日があります。人が気温や動植物から感じる季節の境はあいまいですが、星空の場合は、人がなんと感じようと、毎日毎日約4分ずつ季節が進んでいきます。それは季節ではなく、地球の公転による黄道上の太陽の運行なんですけどね。というふうに、2月末、高山は残雪期に突入しつつあり、山里では山肌の雪も解け始めている地上を前景として、冬の象徴のようなスバル=M45が、宵空のうちに西の地平へと沈んでいくのが見られます。長谷川さんは、この純然たる星空の季節感を4×5フォーマットで表現されています。 1998年2月22日21時00分から120分露光 |