白黒反転画像は、かなり強調しましたが、尾が途中から曲がってるように見えますね。
恒星状のためでしょうか、35×7の双眼鏡ではわかりませんでした。
なかなか東天の開けたスポットがなく、光害の中での撮影となりました。眼視では見えなかった尾が写真では立派に写りました。
しばらく振りに晴れましたが、低空は意外と透明度が悪く、期待したほどには写りませんでした。
東の低空は東京方面の光害を強く受けてしまいます。"新日本三大夜景"は天体観測にとってはフクザツな心境。双眼鏡による眼視ではコマしかわかりませんでしたが、それでも写真では尾は7度程度は確認できました。
金星が明るいので彗星が隠れそうです。
午前2時から空一面曇ってしまいましたが、奇跡的に彗星が現れる時間だけ晴れてくれました。
(共通)思った以上に尾が長く、300mmでも画面からはみ出すほどでした。
移動速度が大変速い彗星です。そのためバックの星が見苦しくなってしまいました。
(1枚目)機材のセッティングが終わった頃に空全体にもやがかかったような状態になったのですが、彗星が地平線近くに上がって来る頃には上空のもやは無くなりました。彗星が山の稜線を超えた頃からテストも兼ねて撮影を始めましたが、対地高度が十分ではない事に加えてもやの影響で尾は全く写りませんでした。撮影は継続していましたが、イオンテールがある程度納得いくくらいに写るようになったのは4時40分を過ぎてからでした。撮影はカメラレンズとR200SS鏡筒による直焦点撮影を考えていましたが、イオンテールがフレームの対角線の半分くらいの長さまで伸びていた為にコマの拡大よりも尾の長さを優先しました。
(2枚目)80-200mmのズームレンズでの撮影でしたが、撮影後の画像処理までも含めてこのクラスの焦点距離でコマとその近くのイオンテールの構造がここまで写っていれば上できでしょう。
肉眼では微かに存在がわかる程度、7×50mm双眼鏡では青緑色を帯びた丸い星雲状でした。撮影画像を見たら予想以上の長い尾に驚きでした。
(1枚目)かなり探しにくかったです。たまたま写りトリミングしました。
(2枚目)明るくなってきてしまいました。
少し流れてしまいました。結構長い尾を引いている彗星です。氷点下7度でしたが、早起きしてよかったです。
関東南部はこの1ヶ月近く冬とは思えぬ悪天候に悩まされました。ようやく晴れたところに、久しぶりの彗星です。低空のため35mm双眼鏡では全く見えず、FC76でかすかに認められました。光害もありますが、やや春のもやがかかっている感じです。それにしても、彗星はどうして春先に多いんでしょうネ。