極大夜は一晩中快晴で月明かりにもかかわらず多くの流星を眺めることができました。偶然にも昨年掲載していただいたのと経路、性状の良く似た流星をとらえました。
岡山県南部地方は快晴に恵まれたものの、半月より少し大きい月の影響で30秒ほどしか露光できませんでした。200枚ほど撮った中の比較的大きな流星が写ったものです。
現地到着後、21:40から撮影開始。火球クラスも含めて比較的明るい流星が多く見られましたが、眼視で見るよりも写りの弱いものがかなり有りました。
月の出に合わせて露出時間を変更して月光によるカブリの対策にしましたが、それでも暗い流星は背景にまぎれて写らなかったようです。
薄明開始後の6時前まで粘り、露出のテスト撮影も含めて706コマ(全容量2.9GB)の撮影となり、そのうち群より難しい(?)散在流星2個も含めて29個の流星の撮影に成功しています。その成果から比較的明るい流星をピックアップしてみました。