キヤノン EOS Kiss Digitalによる冬の星雲、星団
キヤノン EOS Kiss Digital + ボーグ 76ED
- 撮影者:
- 中村 天紀
- 撮影日時:
- (1枚目:M45 プレアデス星団)2004年1月20日 22時24分、露出 5分
- (2枚目:M42 オリオン大星雲)2004年1月20日 22時40分、露出 5分
- (3枚目:馬頭星雲)2004年3月15日 21時59分、露出 5分 + 7分 + 10分
- (4枚目:ばら星雲)2004年3月15日 22時42分、露出 5分
- 撮影機材等:
- ボーグ 76ED、キヤノン EOS Kiss Digital(ISO 800)、ビクセン GPD赤道儀、AGA-1
- (3枚目、4枚目)IDAS LPS-P2フィルタ使用、カメラの純正赤外カットフィルタ除去
- ステライメージ&フォトショップによる画像処理(レベル補正、トリミング、カラーバランス、デジタル現像、コントラスト補正、ソフトビニング)
- 撮影者コメント:
去年の12月より天体写真を始めたばかりですが、デジカメの手軽さはなかなかのものです。
しかし、Hα領域の写りはいまいちですね。そこでデジカメのCMOS前面についている赤外カットフィルターを自力ではずしてみました。結構冷や汗ものでした(壊したら10万円パーです)。結果は確実にHαの感度が上がりました。ただ、ホワイトバランスを間違えるとえらいことになります。ホワイトバランスは赤外線をわりと補正する「電球」がマシです。今最適な色温度を試行錯誤しています。今回の画像はダークノイズをひいていませんし明らかにコンポジット不足で荒れています。今後は精度の高いダーク減算と自然な感じに見える画像処理が課題です。