キヤノン EOS Kiss Digital Nによる銀河、星雲
キヤノン EOS Kiss Digital N + タカハシ ε-180ED
- タイトル:
- (1枚目)「アンドロメダ銀河」
- (2枚目)「馬頭星雲(NGC2024,IC434)」
- (3枚目)「オリオン大星雲」
- (4枚目)「バラ星雲(NGC2237)」
- 撮影者:
- 林 伸彦
- 撮影日時:
- (1枚目)2005年09月26日 22時46分27秒〜/ 22時51分35秒〜/ 23時1分53秒〜、露出 各5分×3枚
- (2枚目)2時45分7秒〜22秒/ 2時45分32秒〜46分2秒/ 2時57分6秒〜/ 3時1分26秒〜/ 3時5分47秒〜、露出 15秒×1枚、30秒×1枚、4分×3枚
- (3枚目)2時45分7秒〜22秒/ 2時45分32秒〜46分2秒/ 2時57分6秒〜/ 3時1分26秒〜/ 3時5分47秒〜、露出 15秒×1枚、30秒×1枚、4分×3枚
- (4枚目)3時25分32秒〜/ 3時30分52秒〜/ 3時52分12秒〜/ 3時57分32秒〜/ 4時3分23秒〜/ 4時8分40秒〜/ 4時14分0秒〜/ 4時24分40秒〜/ 4時35分20秒〜/ 4時40分40秒〜、露出 5分×10枚
- 撮影地:
- 熊本県長洲町自宅
- 撮影機材等:
- (共通機材)タカハシ ε-180ED(fl=500mm F2.8)、キヤノン EOS Kiss Digital N(Hα透過赤外カット改造、1枚目が ISO 600、2枚目は ISO 800)、タカハシ EM-200にてノータッチ自動追尾 IDAS/SEO LPS-V3-FF装着
- Photoshopにて色調補正、ステライメージ5にてコンポジット処理(1、2枚目:3コマ、3枚目:5コマ、4枚目:10コマ)およびトリミング、2枚目のみ、白黒化およびトリミング
- コメント:
(1枚目)自宅にて撮影したM31です。ε-180EDにて撮影した初の対象天体です。ピントがわずかにずれているのが残念ですが、5分の短時間ノータッチでの撮影でここまで写ってくれます。ε-180EDはまさにデジタル一眼にマッチングした光学設計がされており、速写性、描写性ともひじょうに優れた鏡筒といえると思います。
(2枚目)光害の影響か?色調補正にてNGC2024の納得のいく色が出せなかった為、白黒化しています。薄雲がなかったおかげで微光星まで写っており良好画像を得ることができましたが、コンポジット枚数が少ない為、荒れた画像になっています。
(3枚目)4分の短時間露出にてここまで写ります。明るい星雲・星団においてはガイドシステムを必要とせず、お手軽・お気楽な撮影ができます。まったくすごい鏡筒です。
(4枚目)今まで撮影した中では、最高レベルのバラ星雲です。10コマコンポジット処理のおかげで、ノイズも目立たず滑らか画像にできました。