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ニコン D70による太陽

ニコン D70 + タカハシ FCT-100

(太陽の写真)
撮影者:
やまちゃん
撮影日時:
2004年5月30日 11時24分11秒、露出 1/2000秒
撮影地:
神奈川県海老名市
撮影機材等:
タカハシ FCT-100(D=10cm fl=640mm) + Ai Teleconverter TC-201S 併用(合成fl=1280mm 合成F12.8)、フィルタ:ND-400 + ND-8(共にドロチューブ内落とし込み) + ND-4(フィルタボックス使用)、ニコン D70(ISO 200相当、露出モード:マニュアル、ホワイトバランス:太陽光、カラーモード:Ia(sRGB)、記録モード:非圧縮RAW)
Nikon Capture4.1にて現像、TIFF画像化、Photoshop6.0により、アンシャープマスク処理、カラーバランス修正、レベル調整後、JPEG画像化
その他:
天気:快晴、気流:5/10、透明度:7/10
画像の上が、ほぼ北
撮影者コメント:

来るべき6月8日の金星日面通過に備え、D70での太陽面撮影のテスト撮影を行った。FCT-100の口径を絞ることなく撮影ができるフィルターの組み合わせを探った。

その結果、ISO 200のD70では、ND-400 + ND-8 + ND-4と2倍テレコンバータ併用により、ブレの少ない高速シャッターによる適正露光を得る事が出来た(作例では1/2000秒)。巷では、D70の高速シャッター時の色ムラが指摘されているようだが、それが見えているだろうか?なお、当日は次第に低空に移り、大気による減光があるのでフィルターを外すなどの対処が必要である。フィルターボックス(タカハシ純正品)を使ったのは、そのためである。この際、フィルターを外すと焦点移動があるので、その都度、ピントを合わせ直さなければならないので注意を要する。

次に像倍率であるが、APS-Cサイズの撮像素子を採用したD70には、FCT-100に2倍テレコンバーター(fl=1,280mm)で太陽面全面が画面いっぱいに入るようになり、135判(35mm判)では、更に1.4倍テレコンバーターTC-14BSを付けると、丁度良かった(fl=1,792mm)。