星の動きを追いかける赤道儀を使って星空を撮る
「デジタルカメラ星空写真撮影術
プロに学ぶ作例・機材・テクニック」
星座や天の川、星雲・星団などさまざまな天体の撮影方法を、プロ写真家の美しい作例とともに解説します。とくに、「星の動きを『赤道儀』を使って追いかけ、星を点像に写す=天体の追尾撮影」を取り上げています。デジタルカメラとポータブル赤道儀の性能の向上に伴い、近年カメラファンからも注目されているジャンルです。
本書では赤道儀の使い方や星空写真撮影に適したカメラの設定を紹介します。また、おすすめの季節の星座や構図についても、わかりやすく解説します。
同時発売の「デジタルカメラ星景写真撮影術 プロに学ぶ作成・機材・テクニック」と合わせてお読みいただくと、天体写真のさまざまな撮影手法を身につけることができます。
ステラナビゲータ用「構図例」設定ファイル
本誌120〜125ページに掲載の、天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で星空撮影の構図を表示するための設定ファイルです。
以下のファイル(sn_hoshizora.zip)をダウンロード後、zipファイルを展開すると、ステラナビゲータ用の設定ファイル(snsファイル)が20個作成されます。設定ファイルをダブルクリックすると、ステラナビゲータの星図にカメラの写野枠が表示されます。
- sn_hoshizora.zipをダウンロード(12KB)
達人のプロフィール
写真・解説 飯島 裕(いいじま ゆたか)
1958年埼玉県生まれ。アポロ11号月面着陸の際、天文の面白さにはまったアポロ世代。広告制作会社に勤務後、ハレー彗星が回帰した1986年からフリーの写真家として独立。科学的な天体写真をベースに表現性も付加した星景写真に早くから取り組む。2003年より月刊『星ナビ』に「銀ノ星」を連載するほか、星景写真や撮影機材の記事なども執筆。アストロアーツ刊行の「ビジュアル星空案内 宇宙を見る、識る、撮る」や、カメラ雑誌にも執筆多数。星景写真の撮影講座や講演の講師も行う。
http://ganref.jp/m/y_iijima/
写真・解説 中西昭雄(なかにし あきお)
1964年東京都生まれ、小学生の時から星に興味をもつ。大学に通いながらコマーシャルフォトグラファーのアシスタントを勤め、卒業後約10年間の企業勤めを経て独立し、微弱光撮影装置と天体写真撮影の会社、(有)ナカニシイメージラボを立ち上げる。主な著書に、「デジタルカメラによる天体写真の写し方」「メシエ天体ビジュアルガイド」(誠文堂新光社)、「しぜんキンダーブック・ほし」(フレーベル館)、「月のかがく」「太陽のかがく」「光る星座図鑑」(旬報社)など多数。
http://www.nakanishi-i-l.com/
製品について
- 書名/デジタルカメラ星空写真撮影術 プロに学ぶ作例・機材・テクニック
- 判型、ページ/A4変型判(ムック)、カラー128ページ
- 発売日/2015年2月20日
- 写真・解説/飯島 裕、中西昭雄、星ナビ編集部
- 編集、発行/株式会社アストロアーツ
- 発売/株式会社KADOKAWA
- 定価/2,160円(税込)
- ご注文、お買い求めは全国の書店、Amazonでどうぞ
※アストロアーツオンラインショップでの販売は終了しました- 電子版も配信中です