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決定!星空日本一


【6月28日環境庁大気保全局大気生活環境室】

平成7年度冬季の全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)の 結果が発表された。全国星空継続観察は、環境庁と(財)日本環境協会が全国に 呼びかけて実施しているもので、昭和63年から毎年行なわれている。

今回の参加団体は45都道府県の291団体で、参加人数は4,454人であった。 夜空が星の観測に適している場所のベスト10は以下のようになった。

順位 都道府県 市区町村 観察場所(参加団体) 夜空の
明るさ
(等級)
1 熊本県 龍ヶ岳町
りゅうがたけまち
ミューイ天文台
(龍ヶ岳町役場)
22.5
2 山形県 新庄市
しんじょうし
新庄市立萩野小学校グラウンド
(新庄市立萩野小学校・新庄天文同好会)
22.1
3 鹿児島県 加世田市
かせだし
加世田市鉄山地区構造改善センター
(加世田サイエンスクラブ)
22.0
4 鹿児島県 姶良町
あいらちょう
スターランドAIRA屋上
(姶良星の会)
22.0
5 佐賀県 伊万里市
いまりし
深山運動広場
(伊万里市)
22.0
6 福島県 滝根町
たきねまち
滝根町星の村天文台
(滝根・星の村天文台)
21.9
7 熊本県 鹿央町
かおうまち
岩原古墳
(鹿央町教育委員会)
21.9
8 北海道 陸別町
りくべつちょう
陸別天体観測所
(陸別天体観測所)
21.8
8 鹿児島県 瀬戸内町
せとうちちょう
高知山展望所
(瀬戸内町中央公民館)
21.8
10 鹿児島県 輝北町
きほくちょう
きほく上場公園
(輝北町)
21.8

夜空の明るさは、カメラ、露出時間等を一定条件にして撮影した カラースライド写真から光の透過量を測定し、それを1平方秒角あたりの 明るさとして等級で表したものである。 したがって、星の等級と同様に数値が大きいほど夜空が暗く、 星がよく見えるといえる。


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