【1996年11月2日 NASA発】NASAは、ハッブル宇宙望遠鏡で撮影した 北極付近で砂嵐の発生している火星の画像を公開した。 これは、北極付近の氷と、春に向かう南の暗い部分の温度差によって 発生した嵐によるものと考えられている。
火星ではしばしば惑星全域におよぶ巨大な砂嵐が発生することが 知られている。このような「惑星天気情報」が分かるようになれば、 今後予定されているNASAのマーズ・パスファインダーや マーズ・グローバル・サーベイヤーなどの火星計画にも 有益なものとなる。
NASAによる解説および画像