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串田麗樹氏がきりん座に15.7等の超新星を発見


【1997年 1月16日 IAUC 6538】
八が岳南麓天文台の串田麗樹氏は、1月14日の夜に40cmF5反射望遠鏡で撮影した CCD画像から、きりん座の銀河 NGC 2258 (13.0等, 2.5′) に 15.7等の超新星 1997E を発見した。 超新星の位置は、赤経 6h47m38s.10、赤緯 +74o29'51".0 (2000.0) で、銀河の 中心から西に32"、北に57"のところにある。

ホイップル天文台にて16日(UT)に行なわれたスペクトル観測によると、極大付近 のタイプIaの超新星のようだ。 1992年に発見された超新星 1992A に似ており、同様に急速に暗くなるのかもしれない。


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