News
開館10周年を迎えたダイニック・アストロパーク天究館


【1997年10月24日】

このほど滋賀県にあるダイニック・アストロパーク天究館が開館10周年を迎え、 去る10月5日多数の来場者がかけつけ記念式典が行われた。

ダイニック・アストロパーク天究館
ダイニック・アストロパーク天究館

ダイニック・アストロパーク天究館は書籍装幀用クロスのダイニック株式会社が 滋賀工場内に建てられたもの。当時の社長である坂部三次郎氏(現会長)が 少年時代からの夢を実現しようと私設の天文台を作ろうとしたところ 当時の国立天文台館長の村山定男氏らの勧めもあって、 一般に公開された天文台として建設された。 企業が社会事業の一環として、自然科学、なかでも天文学の啓蒙を意図して 建設したものとしては画期的なできごとであった。

天究館では、毎週の一般向けの観望会の他に演奏会や絵画展など多彩な 催し物も開催しつつ、天体観測にも成果を上げ、現在までに36個の小惑星を発見し 「タガ」「ビワコ」「キョウト」などの名前がつけられている。

米田館長 米田館長


坂部三次郎会長と村山定男氏 坂部三次郎会長(右)と村山定男氏。望遠鏡は坂部氏が子供時代はじめて 買ってもらったもの。


ダイニック・アストロパーク天究館のURLは以下の通り:

http://www.east.co.jp/kiyou/dynic/dynic.html


 AstroArts Copyright(C) AstroArts Inc. All rights reserved.