夜の帳が下りるとき
2接触直前には、雲は消え快晴となった。ビアマルタの周りにはいつのまにか現地の人達が人垣を作っている。現地時間2時9分、皆が緊張する中、夜の帳が下りて皆既日食が始まった。太陽の両脇には水星と木星、離れたところに金星が輝いている。遠くでは歓声とともに花火が上がっている。鳥のさえずる声や、ヤギの鳴き声が聞こえる。ここビアマルタでの皆既の継続時間は3分30秒。しかし、時間はあっという間に過ぎ、いつもの青空が広がる。
目が慣れるにしたがってコロナが大きく見えてくる。 コロナは、肉眼ではこの写真の倍以上の大きさで広がっていた。 太陽の両脇に水星と木星、離れたところに金星が輝いていた。 3分30秒のショータイムはあっという間に終わった。 前 メニュー 次 Copyright(C) AstroArts Inc. All rights reserved.