森 栄二M78

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ZWO ASI AIR PROを使って極軸調整、プレート解析を使用。ZWOの製品は他社の道具の多くをサポートしていないため、PHDガイダーを使ってAOを制御。AOの出力をマウントのガイドポートに入力。ASI AIR PROとロスマンディジェミニコントローラーをRS232Cポートにて接続。これで、プレート解析、極軸調整等の機能が利用でき、セットアップ時間の大幅短縮ができました。NINAを使うとすべてを制御できそうなので、ASI AIR PROを諦めて、NINAにて制御することを検討しています。

#101142
2023年11月12日 1時50分0秒 露出 1200秒
1200秒X4枚
カリフォルニア州レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:タカハシ TOA130
カメラ:ZWO ASI 2600MC PRO
ロスマンディタイタン赤道儀、スターライトエクスプレスAO、AOガイドレート3.3Hz、スターライトエクスプレスLoadstar(ガイドカム)、PHDガイドにてAOガイド、ロボフォーカスコントローラー、ASI AIR PRO、TOAのフォーカサーはフェザータッチフォーカサーに交換、67フラットナー使用
1000mm
ステライメージ8とPhotoShopにて画像処理
M78は意外に輝度差があります。露出短めで枚数をたくさん撮影するか、多段階露出するといい感じになりそうです。20分X4枚程度では背景が荒れてしまいます。撮影場所は日中35度、明け方にはマイナス3度になっていて、明け方には、あちこち凍っていました。40度近い温度差では、TOAはどんどんフォーカス位置がずれていきます。温度変化に弱いので、温度補償をしつつ20分おきにフォーカスを調整。ZWO ASI AIR PROによる制御では露出時間2000秒以上は設定できないようです。