森 栄二BORG 77ED による馬頭星雲

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この領域、400mm前後(35mm換算640mm前後)で撮影するとちょうどいい感じなんですが、望遠鏡の隙間にあって、いいものがなかなか見つかりません。ウィリアムオプティックスのX0.8レデューサーフラットナーとの間で、ゴーストが発生しています。輝星の右方向にでています。この組み合わせでは、レデューサーとの距離65mm程度で星像が隅まで綺麗に丸くなります。

#115297
2024年11月5日 4時15分0秒 露出 300秒
300秒×12枚 (フィルタ無し)
カリフォルニア州レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:トミーテック BORG77ED
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO
オリオンシリウス赤道儀(スカイウォッチャーEQ5。オリオンはミードと共に現在営業中断中のようです。老舗二大メーカーが消えて寂しいものですね)。ZWO EAF。 ASI AIR PRO(電源コネクタが接触不良を起こすので取り替えて使用)。DUO内蔵のASI 120MM mini (ガイドカム)、ウィリアムオプティックスx0.8レデューサーフラットナー
380mm
ステライメージ8、PhotoShop、PixInsight にて画像処理。設定可能な最大のゲイン=300、冷却温度 0度にて撮影。ダーク補正、フラット補正等の画像処理。
DUO内蔵の120MM mini はゲイン600まで設定できますが、個別に売られている120MM miniはそれほど高いゲイン設定ができません。同じ120MMminiですが、かなり性能がよいです。その一方で、ASI AIRコントローラーに120MMminiを接続すると、同じ名前で表示されるので、かなり不便です。