森 栄二馬頭星雲

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馬頭星雲周辺も、輝星があったり、暗いガスがあったりと、意外に画像処理に手こずります。コントラスト差を上手く抑えてどちらも映し出すのは、意外に大変ですね。また、フィルタを使うと暗いガスをコントラスト高く写せるのですが、燃える木の青みがかった黄色い色を出すことができなくなってしまいますね。燃える木は、純粋な黄色ではなく、紫色から黄色にかけてのグラディエーションがあり、フィルタを用いると上手く表現できなくなります。これが上手く写るようなフィルタがあるとよいのですが・・・・

#116444
2024年10月3日 1時45分0秒 露出 300秒
300秒 X 38 (フィルター無し)
カリフォルニア州レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:タカハシ TOA130
カメラ:ZWO ASI 2600MC PRO
オリオンアトラス赤道儀、ASI AIR PRO、TOA35レデューサー、ZWO EAF、ASI 120MM-S (ガイドカム)、Askar 54mm OAG
700mm
ステライメージ8、PhotoShop、PixInsight にて画像処理。冷却温度 5度にて撮影。ダーク補正、フラット補正等の画像処理。
馬頭星雲周辺のガスを馬頭星雲と同じような明るさまで持ち上げて処理してみました。右下を見ると、上手く捉えられていないようなので、一枚あたりの露出時間が少し足りなかったようです。450-600秒の撮影時間で、合成するといい感じになりそうです。また右上のほうにある星雲は、露出時間を延ばすと、紫色がかった感じがよく見えるようになります。